カルシウムを多く含む食品

カルシウムを多く含む食品

牛乳、粉ミルク・ヨーグルトなどの乳製品、カルシウム含有健康食品

相互作用に気をつける薬

抗生物質(テトラサイクリン系・ニューキノロン系)、骨代謝薬、制酸剤

アクロマイシン、オーグメンチン、酸化マグネシウム、シプロキサン、ダイドロネル、バクシダール、マーロックスなど


一緒に飲むとどうなるの?

抗生物質(テトラサイクリン系・ニューキノロン系)、骨代謝薬
薬が吸収されにくくなり、薬の作用が不十分になることがあります。

酸化マグネシウム、マーロックス(制酸薬)
大量の牛乳を摂取すると、血液中のカルシウム濃度が高くなり、吐き気、便秘、食欲不振などの症状があらわれることがあります。

どうして?

抗生物質(テトラサイクリン系・ニューキノロン系)、骨代謝薬
食品中のカルシウムと薬の成分が消化器官の中で結合し溶けにくい物質へと変化して、薬の成分を消化管から体内に取り込むことが出来なくなります。

酸化マグネシウム、マーロックス(制酸薬)
大量のカルシウム含有食品を摂取すると、カルシウムの吸収が促進され、血液中のカルシウム濃度が上昇します。原因については不明ですが、酸化マグネシウム、マーロックス(制酸薬)などにより血液がアルカリ性にかたよることがカルシウムの上昇に関与すると考えられています。

どうすればよいの?

抗生物質(テトラサイクリン系・ニューキノロン系)と、乳製品は同時に摂らずに間隔を2時間くらいあけてください。骨代謝薬は薬ごとに食事を避けるの間隔が決まっていますので、どのくらい時間を空ければよいかを医師・薬剤師に確認してください。
酸化マグネシウム、マーロックス(制酸薬)を飲まれている方は、大量のカルシウム含有食品(牛乳等を)を飲まないようにしてください。

カルシウムを多く含む...といって思い浮かぶものは、牛乳や小魚、カルシウムのサプリメントなどが多いのではないでしょうか。
カルシウムとの相互作用を注意する医薬品の説明書にも、牛乳は出てきますがその他の食品についてはくわしく書かれてないことが多いですね。しかし、以外なものにもカルシウム分がたくさん含まれていることがあります。

薬を飲むときは水(もしくはぬるま湯)で服用することをいたしますが、水といっても、例えばミネラルウォーターと呼ばれる中には、文字通りミネラル分が多く含まれるものがあります。ミネラルウォーターには、硬水と軟水があり、含まれるミネラルの含有量が多いほど、硬度が高い「硬水」と呼ばれます。成分の表示の欄に、含まれる成分量や硬度が示されていますので注意する際の目安になさってください。一般には日本国内の水は軟水が多く、輸入されている(海外)のものは硬水が多いようです。

また、カルシウムの多いとされる乳製品の中でも特にチーズはカルシウム含有量が抜群です。6Pチーズ1個(g)で、めざし11匹分のカルシウムを得ることができます。
カルシウム補給する上で、吸収率のよいチーズ(乳製品)は優秀な食品なのですが医薬品を服用する際には、医師に相談するなどご注意ください。

*熟成チーズの中には、チラミンという物質が多量に含まれているものがあります。チラミンが大量に蓄積されると、頭痛や吐き気を催すことがあるのですが、また他の医薬品との相互作用により、その症状が増強されたり、重篤な高血圧症やアレルギー・中毒症状を起こすこともありますので、ご注意ください。 →MAO阻害作用のある薬:結核薬イソニアジドなど
<ご参考>チラミンを多く含む食品

サプリメントや補助剤なども1日量をきちんと守り、また医薬品を服用の際には控えるようにしましょう。

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