高タンパク食

タンパク質を多く含む食品

肉、魚介類、チーズ、牛乳、納豆

相互作用に気をつける薬

キサンチン系気管支拡張薬、一部の降圧薬・狭心症治療薬、一部の抗生物質、一部のパーキンソン病治療薬

アクロマイシン、インデラル、ソルシリン、テオドール、ドパストン、ロプレソールなど


一緒に飲むとどうなるの?

インデラル、ロプレソール
薬の作用が過剰に増強することや副作用があらわれることがあります。

その他
薬の効果が弱まることがあります。

どうして?

インデラル、ロプレソール
高蛋白食と同時に摂取すると肝臓での薬物の分解が遅れ、薬の血液中濃度が上昇して作用が強まることや副作用があらわれることがあります。

ドパストン
消化管内でたんぱく質が分解するとアミノ酸が産生されます。薬の吸収がアミノ酸に妨害されて作用が弱まることがあります。

テオドール
薬の成分の肝臓での分解が亢進して薬の作用が弱まることがあります。

アクロマイシン、ソルシリン
高蛋白食の摂取により、薬の血液中の濃度が低下して薬の作用が弱まることがあります。

どうすればよいの?

少量のたんぱく質の摂取は問題ありません。1日当りのたんぱく質の摂取量は、1.08g×体重(kg)をめやすとしてください。

◆健康維持に必要なたんぱく質摂取量◆

人間の体は、筋肉も血液も、皮膚、髪の毛も、主にたんぱく質から出来ています。また、一部のホルモン、酵素、免疫体など、生命の維持に不可欠なものもたんぱく質から構成されています。つまり、たんぱく質は健康を維持するためには絶対に必要な栄養素なのです。人間の体は常に新陳代謝を繰り返しています。たんぱく質も例外ではなく、毎日新旧のたんぱく質が入れ替わっています。その消費される分を毎日きちんと補っていく必要があります。

1日の摂取量の基準値として、1.08(g)×体重(kg)を目安にあてはめて考えます。

例えば体重が50kgとすると、54gとなります。また、20歳代の男子だと、平均体重が64.69kgですから69.9g、つまり約70gと算定されます。

ですから、基準値よりも少ないと体の維持において支障を来たす恐れがありますし、超過するようだとたんぱく質の摂取過多ということになります。

*これはあくまでも基準値の考え方です。
体に不調なところがあったり、大きなけがや精神的ストレスなどがある時、妊娠期・授乳期、また子供であれば年齢でも基準値は変わってきます。

◆たんぱく質の多い食品◆

魚、肉、卵、大豆、大豆製品、牛乳、乳製品などに多く含まれます。
また、補助食品といわれるものの中に、プロテイン食品やアミノ酸含有商品のようなものもありますので、注意が必要です。

ゆで卵など、好きな方はいくつでも食べられますが、卵の摂取は1日1個に留めましょう。高蛋白な食事になるだけでなく、大きくバランスも崩してしまいます。

筋肉を増強させる目的で、「プロテイン」含有の食品やたんぱく質を多く含む食事を意識して摂る方もいらっしゃいますが、極端に過剰な摂取は避けるようにしましょう。

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